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◎診察科目/心療内科、精神科、神経科、児童発達相談

宇部市 心療内科、精神科、神経科、児童発達相談

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以下のような症状、病気でお悩みの方は気軽にご相談ください。

■うつ病

うつ病はゆううつな気分とともに意欲が出ない、考えがまとまらないといった精神的な症状と眠れない、食欲が出ないといった身体的な症状が長く続き、日常生活に支障が出てしまう病気です。

うつ病の原因がすべてわかっているわけではありませんが、脳内にあるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった物質が減ってしまうことが原因の一つだといわれています。こころの病気といったイメージがありますが、脳の病気でありしっかりと医師の診察を受け、適切な治療を受けることで治すことができます。
次のような症状がある場合は、一度クリニックを受診されることをお勧めします。

<感情の症状>
・わけもなく悲しい、むなしい気分になる
・意欲の症状
・やる気が出ない、おっくうになる、今まで好きだったものに対しても関心がなくなり楽しいと思えない
<身体の症状> 頭痛、肩こり、不眠、便秘・下痢、食欲低下、疲れやすい

■双極性障害

双極性障害は躁うつ病とも呼ばれ、躁状態(テンションが異様に上がっている状態)とうつ状態(気分が著しく落ち込んでいる状態)を繰り返す病気です。うつ状態のときはうつ病と症状がよく似ていますが、違う病気であることが分かってきており、治療法も異なっています。

躁状態のほうが症状が派手で目立ちますが、うつ状態の期間のほうが長いといわれています。
次のような症状がある場合は、一度クリニックを受診されることをお勧めします。

<躁状態>
異常にテンションが高い、口数が多い、眠っていないのに疲れない、なんでもできる気がする、など
<うつ状態>
わけもなくむなしい、悲しい気分になる、やる気が出ない、眠れない、食べられない、など

■パニック障害

パニック障害とは、時間や場所を選ばず突然パニック発作と呼ばれる多彩な症状が出現します。その際には「このまま死んでしまうのではないか」と思えるほどの強い恐怖感・不安感を伴うことが多いです。

パニック発作は急な胸苦しさ、過呼吸、動悸、発汗、吐き気などの症状が出現し、通常は10分以内にピークに達してその後は徐々に症状は消えていきます。しかしまたパニック発作が起こるのではないかという不安感(予期不安)から人の多い所へ行けない、公共の乗り物に乗れないといった日常生活への影響が表れます。

上記のような症状でお困りのかたはクリニックへの受診をお勧めします。

■不眠症

不眠症といってもその症状は人によりさまざまです。寝つきが悪い(入眠困難)、一度寝ても途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)、あまりに早い時間に目が覚めてしまう(早朝覚醒)といったタイプがあります。

不眠症の原因は様々ですが、うつ病やその他疾患が隠れていることがあります。またライフスタイルを見直すことで改善するものもあります。不眠でお困りのかたは是非一度クリニックへの受診をお勧めします。

■統合失調症

統合失調症は幻聴や妄想(非現実的なことを信じこむ)、考えがまとまらないなど多彩な症状が出現します。20代前半までに発病することが多く、高齢での発病はまれです。自分が病気であるとの自覚が乏しく、興奮を伴うこともあるため入院治療が必要な場合もありますが、軽症であれば外来で治療できることもあります。

次のような症状でお困りの方はクリニックへの受診をお勧めします。
・人から悪口を言われているように感じる
・人から監視されたり、盗聴されているように感じる
・自分の考えが人に漏れ伝わっているように感じる
・誰かに命令されていると感じる
・自分の考えや行動が他人の声で聞こえてくる

■適応障害

適応障害とは、あるはっきりとした原因、ストレス要因にうまく対応できず、その反応として気分の落ち込みや不安などの不安・抑うつ症状や、様々な身体症状が出現するものです。時に仕事や学校に行けなくなるなど、社会的な制限を受けることがあります。ただし適応障害はあくまで通常のストレス反応の延長線上にあるので、そのストレス要因から離れることで比較的早期にその症状が改善します。また個人のストレスに対する脆弱性も症状出現に関係していると考えられます。

適応障害では症状自体はうつ病やその他の身体疾患とよく似ていることが多く、鑑別が難しいことがあります。
治療はストレスへの対処が一番ですが、精神症状、身体症状の状況によっては一時的に薬物療法を併用して行うことがあります。

■認知症・BPSD(認知症に伴う行動・心理症状)

今まで普通にやれていたことが急にできなくなった、通いなれたはずの道がわからなくなったり、何度も同じ話を繰り返したり聞いたりするようになったなど物忘れはありませんか?「物忘れ」には年を取ったことによる正常範囲の物忘れと認知症の初期段階のことがあります。認知症の中にはアルツハイマー型認知症、脳血管性認知、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。認知症は今現在完全に治すといった治療法はありませんが、早期に治療を開始することで進行を遅らせることができます。

また認知症というと「物忘れ」のイメージが強いですが、実際には物とられ妄想(自分が置いた物の場所がわからなくなり、『盗られた』と考えて訂正できなくなる)や興奮、怒りっぽさなど認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)を伴うことが多いです。BPSDでお困りの方は一度クリニックへの受診をお勧めします。

■強迫性障害

強迫性障害とは、ある考え(たとえば自分の手が汚れているのではないか、だれかを傷つけてしまうのではないかなど)が自分の意思に反して何度も頭に浮かんできたり、ある行為(何度も手を洗う、鍵や火の元を何度も確認するなど)を繰り返さないと気がすまなくなる、という病気です。

自分でもその考えや行動は馬鹿らしいと分かっていながらも、症状のほうも頑固でなかなかやめることは難しいものです。SSRIと呼ばれるお薬を用いたり、少しずつトレーニングを積むことで症状を軽減させることができます。

■社交不安障害

会議でのプレゼンなど人前に立つ行動に強い不安を感じることはありませんか? あがり症とも呼ばれ、思春期によくみられます。社交不安障害では人の注目を浴びる行動への不安により動悸や発汗、吐き気、震え、赤面などの身体症状が現れます。

こういった症状自体も苦痛ですし、人前を避けるなどして日常生活に支障をきたすようになります。 SSRIと呼ばれるお薬を用いたり、少しずつトレーニングを積むことで症状を軽減させることができます。

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